防水ジャーナル2025年4月号の記事

防水ジャーナル2025年4月号の記事

防水ジャーナル2025年4月に「防水改修時における断熱機能向上の価値」というタイトルで記事を書かせていただきました。主に,ここ数年,任博士といっしょにやってきた研究内容について,一般向けに,「断熱材と水分の関係性」について平易に記載した?つもりです。(すみません,自分でざっと読んでみて,もうちょっとうまく書けたかな,とも思います。。)もしよろしければご覧ください。

今後の断熱材関連の研究課題としては
・材料化学的な経時変化の描像の整理(PF,PSはだいたいできたので次はPUF,繊維系)
・含水状態での熱伝導率・比熱同時測定が必要
・内部ガスの高精度測定方法の確立
・研究ごととは別ですが,社会実装の観点から,
「断熱材は性質が変化する,ずっと一定値のパフォーマンスではない。だって材料だから。だからこそ,定期的な断熱改修工事のサイクルが,ほかの建築物の改修工事と同様に必要である。あとメーカーと工事業者は足を引張りあわず,中立のエンジニアや研究者といっしょに,仲裁しながら健全な競争・切磋琢磨する環境を確立することが結局みんな儲かる」
という認識が普及してほしい

と個人的には思っています。

https://bousui.press-shinjusha.co.jp/

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